水彩画用パレットの選び方

パレットの選び方水彩画の道具
本ページはプロモーションが含まれています。

パレットは、小学校の時に図画工作などで絵を描いたときに使ったことがあると思いますので、イメージはお分かりのことと思います。

絵に色を塗るときに、絵具を出したり、絵具を混ぜ合わせるときに使いましたよね。
水彩画用パレットも基本的に同じように使います。

水彩絵の具は油絵具と比べ柔らかく、出した絵具を水で薄めて使うことが多いので、水彩画用パレットを選ぶにあたっては、色別の仕切りや色を混ぜるための皿の仕切りがあるものが便利です。

材質もいろいろなものがあります。
・スチール製・塗装仕上げ
・アルミ製・塗装仕上げ
・樹脂製
形状は角型で折りたためるタイプのものが主流です。

水彩画パレットの選び方

パレット

色別の仕切りの数はパレットのサイズにもよりますが、自分の持っている絵具の種類よりも多いものを選びます。

仕切りの数は少ないもので13色、多くて35色くらいのものがあります。
持ち運びを考えると折りたためるものが便利で、片側13色合計26色おけるもので十分です。
もし、足りなくなったら同じものをもう一つ買い足すと片側を使うだけでも合計39色が使えることになります。

材質は何でも構わないと思いますが、樹脂製のものは絵具を混ぜるときに水をはじいたり、長く使っていると絵具の色が染みついてしまうものもあります。
その点金属製の仕上げ塗装のものは、そのような心配がありません。

小学校の時に使ったパレットは、絵が書き終えたら毎回洗っていたような記憶がありますが、透明水彩の場合は洗い流さないで固まらせておくとずっと使えます。

つまり、透明水彩の技法では少量の絵具で下の絵が透けて見えるように重ね塗りをします。

重ね塗りは下の色が乾いてから、上に濃い色を塗り重ね混色効果を出すもので、最初から混ぜて塗るよりも色に深みが出て、彩度が高い混色効果が得られます。
このような時にパレットに固まらせた絵具が有効に使えるのです。

パレットを使い終えた後、絵具を固まらせるのは表面に残った水分をティッシュペーパーやタオルなどで拭っておくと固まり、固まっても数年は使えます。

選ぶ際は是非水彩画パレットの現物を見て、自分が使い易いと思ったものを選びましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました